休暇で何をしたいのか分からなくなった
この記事で書いたこと:
1週間の休暇ですらやりたいことが見つからないというのはまずい。
今後100歳まで生きると言われている中で退職後に同様の無趣味の状態を生きなければいけなくなってしまう。
ちょっとずつ自分の興味の範囲を広げよう。
やりたいことがない?
夏季休暇で1週間とか5日とか休めるのが社会人。自分もその一人で、ちょっと前に遅めの夏休みを取得していました。
でもいざ休みってなった時に何をしたらいいのかわからない状態になっていました。
これが老後に直結するかも?
いま、世間では人生100年時代と言われています。実際それに関する書籍も出ており、自分の人生は思った以上に長くなる可能性もあります。
また、この先何歳まで仕事をするのかわからないし、日本の医療制度がどうなるのかも分からないけれども、おそらく今の60歳、70歳以上に健康寿命も延びる可能性もあります。つまり、老後の余暇時間も伸びる可能性があるわけですし、やりたいことがないまま老後を向かえることは、その「無」とともに生きることにほかなりません。
ということは、現役世代である今のうちから少しずつ興味の範囲を広げていき、余暇時間で自分の熱中できることを見つける方がいいという考えに至りました。
大抵のサイトでおすすめされる旅行はどうか?
筆者自身今回の夏季休暇ですらやりたいことが大して思い浮かばず、こうしてエントリーを書いているわけですが、暇なりに「休暇 暇」とかでググるとたいてい旅行がレコメンドランキングの上位に出てきます。
けれどもたいてい国内の観光場所なんてのは頻度と予算にもよりますが、何年かすれば行きつくしてしまうでしょう。それに私の場合には現時点ですでに国内の有名どころはだいたい回ってしまっています。じゃぁ海外かと言われると、そこまで頻繁に行くことは平均的サラリーマンとしてはかなわないでしょう。
おひとり様はやれること・楽しみが限定される
では、おひとり様として好きなことをしたらという考えにも至るわけです。今では周りの目を気にせずにできることが格段に増えています。また、おひとり様を狙ったマーケティングなんてのもたくさん出ています。
でもそこで問題なのが誰とも会話ができないような余暇の過ごし方が続くことが自分には合ってないということです。これを書いてしまうと元も子もないのですが、いくらおひとりさまが楽だからといっても、会社の人とも疎遠になった定年後に毎日おひとり様を楽しめるほど自分はひとりが好きではなかったりします。つまり、結局はだれかと楽しさ、時間を共有できる楽しみを見つける必要があるということになります。
書を捨てよ、街に出よ
私の手っ取り早い余暇の過ごし方として、読書(小説、新書、技術書、学術書等etc...)を読むことがあります。これは何か知識を取り込むことが好きということから、自ずと手が伸びるのですが、これを続けてしまうと上記のように人と接しない時間が増えてしまいます。
そこで、手っ取り早く自分の中だけで閉じた趣味をとり払うために外に出るべきとの考えに至りました。
つまり、自分の知っている事柄以外の「なにか」があるかもしれないと期待するということです。そしてそれを積極的に探し、食わず嫌いを直して手を出してみるということです。
コミュニティを広げる
自分の外にある「なにか」を見つける手段としては、コミュニティを広げるということも挙げられる事の1つです。
他者との会話の中で気づくこともたくさんありますし、年を重ねるにつれてプライベートを一人で過ごすことはできなくなってきていますし、年々会話を求めてしまうとの判断からです。
その観点からも、今後何らかのつながりはどうしても必要になってくると思われます。
今回は考えてから書くのではなく、書きながら書いてみましたが、なんとなく今後の方向性のようなものが立ったと思います。今後の余暇の過ごし方として、ちょっとずつ自分のコンフォートゾーンの外にも手を伸ばしていければなと思います。