陽はまたのぼりくりかえす

感じた事をつれづれと

サザエさん症候群に対する傾向と対策

日曜の午後、日が傾く頃になると何となく憂鬱になる筆者です。

働いていれば誰もが陥るサザエさん症候群ですが、今回は、そんな筆者がなんとなく憂鬱になる傾向とその対策について書いてみました。

 

 

何が自分を憂鬱にさせるのか 

まずは、自分が気付いた憂鬱になる傾向について書いていこうと思います。そして、現状自分が考えうる対策について書いていきます。

この他にも何か気付いたことがあれば随時追記していこうと思います。

 

 

本当にやるべき事が終わってない感

平日働いていて、なんとなく「休日になったらこれをやらなきゃ」と思っていることってありませんか?筆者は平日あまりプライベートな時間をとれない(とらない)生活をしているせいもあり、なんでも週末にまわす癖があります。

しかし、いざ休日になってみると、その「やるべきこと」には手をつけずに「やりたいこと」をしてしまいます。すると、いくらでも時間があると思っていた土曜の午前中の心の余裕が日曜の午後には嘘のように無くなります。

そして「なぜあんなにも時間があったのに手をつけていないんだ」と自責の念と焦燥感が押し寄せてきて、不完全な状態でまた平日を迎えることに対して憂鬱な気分になってしまいます。

 

 

やるべき事が終わってない感への対策

このやるべき事が終わってないことに対する感情から来る憂鬱に対しては、やらなければ日曜の夕方に憂鬱になると理解して早い時間から着手するしかありません。

それができたら苦労はしないと言われるかもしれませんが、日曜の夕方まで手をつけずに放って置いたことが現状の不安定なメンタルを招いているので、やらなければまたいやな気持になると自覚してやるしかないです。私自身自分の怠惰な精神にその事を言い聞かせて早目に取り組み始めてからは何となくこの感情は起きにくくなるようになりました。

また、週末にやりたい事をやるためには、以前記事を書いたのでそちらも参考になるかと思います。

 

process9.hatenablog.com

 

 

こんなはずじゃなかった感

なんとなく理想の休日を過ごそうと思っても、時にはうまく予定が進まないこともあります。

筆者はこの傾向が幼少期からそういった自分の楽しい時間を欲する感情が強く、両親にかまってもらえずに1日が終わり寝る時間になると駄々をこねており、そんな性格が大人になっても無くならず今に至っています。

そのため、うまく予定を消化できなかったり、思ったほど楽しい1日ではなかったときなどは、まだ休日が終わってほしくない気持ちが一気に押し寄せてきます。すると、日曜の残りの時間を意識せざるを得なくなり憂鬱な気分になってしまいます。

 

 

こんなはずじゃなかった感への対策

この感情についての対策は、何が原因で満足のいく休日を送れなかったのかを振り返ることです。

そして、その原因に改善の余地があるのであれば次回以降はそれを踏まえた予定を立てるなど次に活かしていくことで、将来的に憂鬱感を減らす事ができると思います。

また、原因が天気などのように自分ではどうすることもできなかったことであればそれは自分のコントロール外のことと気持ちを切り替えて少しでも自分の好きなことをして、気分を上げるしかありません。それと、上の過去記事でも書きましたが、セカンドプランを立てるなど万が一に備えて対策を練る以外には方法は無いように思います。

何事もトライアンドエラーですが、休日・余暇の過ごし方にも同じことが言えると思います。

 

 

翌日からの仕事に対するえも言われぬ不安感

今までの2つに比べて、もしかしたらこれは多くの人に当てはまるのではないでしょうか。私の場合、日曜の夕方になると、なんとなく漠然と仕事に行きたくないなという気持ちが頭の片隅でずっともやもやしてます。別に月曜の朝から億劫な会議が入っているとか、顧客へ謝罪に行くなどの憂鬱な予定があるわけでもないのですが、ただただ今の楽しい時間が終わってしまうのが嫌なのかもしれませんし、理由がはっきりしていませんが、なんとなくまた仕事をする忙しい日々に戻ることを想像するだけで憂鬱な気分になってしまいます。

 

 

仕事に対する不安感への対策

翌日からの仕事に対しての漠然とした不安感に対しては、まずは何が自分を憂鬱にさせているのかを深堀りするところから考えるといいと思います。

なんとなくタスクが多くやることが多いのが原因で憂鬱になっていることもあるのでそういう時はタスクを洗い出して列挙しておきます。そして、やることに漏れが無いことを確認したら月曜の朝まで忘れればよいのです。筆者はなるべく金曜の夜にはこれを済ませるようにしてからは日曜に仕事のことを考える時間が減りました。

また、上司や同僚などの対人関係、仕事そのものが嫌というのであれば自分を変えるか、(異動・転職などして)環境を変えるしかないと思います。我慢してその環境で頑張ることで何かを得ることができ、結果としてその憂鬱がなくなり良かったと思えることもあるかもしれません。一方でこの憂鬱な気分を定年まで繰り返すのかと考えるかもしれませんね。もし後者ならば環境を変えるしか方法はないので、環境を変える方向へ動いていった方がいいと思います。

 

 

自分の中での傾向を整理するという意味も込めて、どんな時に憂鬱になるのかというその傾向の列挙と、それに対する対策を考えてみました。

日曜の夜から憂鬱になる人にすこしでも参考になれば幸いです。

 

というわけで今回はこのへんで。