陽はまたのぼりくりかえす

感じた事をつれづれと

集中力の継続のしかた

この記事で書いたこと:

集中の方法と集中の継続について

 普段、勉強をしているときになかなか集中力が続かなかったり、効率よく勉強したいことがあった時にどうやって勉強を続けていくかについて書きました。

 受験勉強を例にして書いてますが、資格の勉強とか、ほかのことにも応用が効くと思います。

 

自分がどのくらい集中できるか知る

そもそも、自分がどの程度なら意識を向けて1つのことができるか知っていますか?

いざ集中をしようと思ってもまずは自分がどの程度なら1つのことを続けられるのかを知ることが大切。

 

語学、読書、受験勉強などなど、それぞれがどの程度なら続けられるのか。

読書なら3時間くらい続けて読むことができるけど、語学の勉強は30分で飽きちゃうなーとか。

まずはやりたいことを集中してやってみて、どのくらい続いたのかをざっと数字として記録しておくことが大切です。 

 

その時間の前に休憩を入れる

自分がどの程度なら集中してできるのかがわかったところで、本格的にやりたいことに取り組んでほしいのですが、その際に集中力が切れる時間までに休憩を入れるようにしましょう。

例えば2時間集中してできるなら、1時間30分くらいしたところで休憩する。個人的には75~80%くらいの時間で休憩します。

休憩を入れるのは、集中力が切れてしまうと、たとえ休憩したとしても、そこから続けて集中することが難しくなってしまうからです。

なので、自分はまだやれると思うくらいのところで休憩するのがポイントです。

 

 

集中できる音楽を聴く

一人で部屋にこもって何かをしようとしても、無音だったり、屋外の雑音のせいでうまく集中できないこともあります。そんなときは、自分が好きな、気分があがる音楽を聴くようにしましょう。

この時の注意点は、何かを記憶するときには、インストとか歌詞が入ってない曲を聞くといいかも。

経験上、数学・物理などの計算や概念の学習をやるときは邦楽、洋楽いずれもOKですが、世界史などの暗記ものは洋楽かインストをおすすめします。

どんな音楽を聴いても、集中し始めてしまえば自然と聞こえなくなってしまうのですが、邦楽では日本語の歌詞から、ほかのことを想像してしまい意識がそっちに向かってしまうことをさけるためです。

 

 ちなみに、最近聞いてる個人的おすすめはこれ。


Electro Swing Collection

 

 

続けて同じことをしない

これは以前、漫画のドラゴン桜に書いてあった16時間勉強法から得たところが大きいです。自分が大学受験の時の夏休みもこれに沿って進めました。(さすがに10時間前後くらいしかできませんでしたが)

 

matome.naver.jp

簡単に説明すると、午前中に論理的思考を要する理系科目、午後は暗記や文系科目をすすめて、寝る前と起きた後は英単語を学習していく。朝の方が確かに考えことするのに向いてましたし、寝る前に暗記したいことを勉強し、朝起きたときに再度確認することで記憶が定着しやすくなります。まぁまぁ理にかなったやり方かなと思います。

このメソッドでは、2時間くらいでどんどん勉強科目を変えていきますが、この時学んだのは、同じことをしなければ集中して続けられるということ。

 

面白いことに、やることがガラリと変われば集中が続きます。受験勉強で例えれば、数学やったあとに英語して、その後物理やって、化学をする感じ。

 

実は、勉強する内容が似通っていると、最終的には脳が飽きてしまい集中力がきれてしまいます。

そこで、勉強する内容を変えることで、脳を飽きさせず、だまし続けられます。つまり、今まで計算関係で使っていた領域の代わりに記憶関係の領域を使うようにすると、計算で使っていた脳の領域を休ませ、逆に今まで休んでいた記憶を必要とする領域が機能します。

 

 

 あとは計画に落とし込んでいくだけ

つまり、やりたいことがあった時には、

・集中できる最大時間を知る。

・その75%程度の時間で区切る。

・複数勉強したいことがある場合にはそれを組み合わせて、同じ内容を続けない。

・気分が上がる音楽を聴き外部からの音をシャットダウンする。

 

これだけです。

これを日々やりたい勉強にあてはめ、あとは黙々と進めていくだけです。

また、毎日のように集中する時間を作っていると、どんどん集中力も上がります。

なぜなら、脳が集中の負荷に耐えられるようになってくるからです。勉強の時間に物足りなさを感じてきたら、自分が集中できる時間を計り直して、その時間に見合った休憩をとるのもいいでしょう。

 

今回は集中力の継続について書きました。

どこかの誰かの役に立つといいなー。